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放射性物質から体を守る食品は?
1945年8月9日、長崎で爆心地から1.4キロにあった浦上第一病院で被爆した医師の秋月辰一郎さんは、著書『体質と食物』の中で「その時私と一緒に、患者の救助、付近の人々の治療に当たった従業員に、いわゆる原爆症が出ないのは、その原因の一つは、『わかめのみそ汁』であったと私は信じている」と述べています。
生まれながらに虚弱体質だった秋月さんですが、被爆しながらも89才まで生きられました(2005沒)。同病院で看護婦として働いていらした奥様は、今も長崎で元気に暮らしていらっしゃいます。原爆投下後、秋月さんは玄米に塩を加え、わかめとカボチャの味噌汁を毎日従業員や患者に食べさせました。秋月さんはもちろん、患者や職員も誰一人として原爆症を発症していません。
 秋月さんの事例を研究している広島大学原爆放射線医科学研究所の渡邊敦光名誉教授は「空中の放射線量も高く、当然、カボチャのとれた土壌も汚染されているはずだ。生き延びた秘訣は味噌にあった。」と話す。渡邊教授によると、マウスの全身に放射能をあびせる実験で、味噌を食べさせたマウスは、他のエサを与えたマウスと比べて、小腸の細胞の再生が活発になり、高い生存率を示したという。熟成度の高い味噌ほど、効果が高いことも分かった。同様の効果はキノコの一種の「霊芝」でも確認されています。渡邊教授は「防護効果を高めるには、日頃から味噌を食べていることが重要で、一日二杯の味噌汁を飲んで欲しい」と話しています。
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